2018年1月8日月曜日

馬鹿に付ける薬はない・山本一郎

2018.1.7 13:40 産経新聞
【新聞に喝!】
子宮頸がんワクチン、感情論が先行し接種忌避を扇動…メディアは反省を ブロガー・投資家 山本一郎
 医師でジャーナリストの村中璃子さんが、英科学誌ネイチャーなどが主宰するジョン・マドックス賞を受賞した件については、産経新聞でも「ジョン・マドックス賞に日本人医師 村中璃子氏、子宮頸(けい)がんワクチン問題について発信」(「産経ニュース」昨年12月2日)として速報しており、広く村中さんの功績と、子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)の有効性を改めて確認する内容でした。

 ところが、実際に受賞を速報という形で報じたのは産経新聞と北海道新聞のみで、その後の他紙やテレビ局、週刊誌などの報道は鈍いものでした。公共の利益に関わる問題について、障害や敵意にさらされながらも健全な科学とエビデンスを広めるために貢献した個人に対して与えられる賞を日本人として初めて受賞したにもかかわらず、国内メディアの動きが鈍かったのは気になるところです。


 HPVワクチンの接種にあたっては、被害者団体など反ワクチン団体の主張も慎重に考えるべきでしょう。


 ですが若い女性が子宮頸がんに罹患(りかん)して子宮摘出などで子供をもうける機会を失ってしまうことを防ぐベネフィットや、反ワクチン団体が主張する体調不良などの因果関係が、果たしてHPVワクチン由来であるかはっきりしない部分などがしっかり検討されないまま、感情論が先行してしまい冷静な政策議論が行われてこなかった反省はあります。


 その結果、HPVワクチンの接種率が日本では大幅に下がる異常事態に陥りました。反ワクチンに傾いた扇動的で情緒的な報道が理由となり、日本全体がHPVワクチンに対する根拠の乏しい接種忌避に繋(つな)がってしまったことは、日本のメディアが襟を正すべき部分ではないかと思います。


 村中さんのマドックス賞受賞は快挙であることに間違いはありませんが、なぜ、このような間違った非科学的な言説が世に出て悩める女性たちにHPVワクチン忌避の動きが広まり、接種率の大幅な下落を容認するような政策になってしまったのか。


 また、今後も公衆衛生の諸問題について、正しい情報に基づいた報道で社会的な理解に結び付けるために関係者はどのような行動をすべきなのか、単なる反省から一歩進めて具体的な解決と、根拠に乏しい健康情報の流通の防止を常に考えていかなければなりません。


 感情面で「かわいそう」「どうにかしなければ」と考えるのは人間として正しいことです。一方で、正しいことを感情に流されず、証拠に基づいて科学的に主張し続けることの大切さを、村中さんが身をもって教えてくれたのが本件であったと思います。


 これを受け止めて、どのような議論をし、社会をあるべき方向に導いていくのか、本件がメディアに問いかける意味は重大ではないでしょうか。


▲:山本一郎って、フジテレビがやっている小倉智昭の朝のワイドショーで、小倉に調子を合わせている男である。

 小倉といえば、
http://www.huffingtonpost.jp/2017/06/22/tomoaki-ogura_n_17253984.html
<フリーアナウンサーの小倉智昭が、6月22日発売の『週刊文春』で既婚女性との密会を報じられた。小倉はこの日、司会を務めるフジテレビ系「とくダネ!」に出演し、番組冒頭で「私、文春砲にまた撃たれました」と切り出して不倫疑惑を否定した。
『週刊文春』では、「小倉智昭“古希の恋”人妻美人記者と『週1密会』」との見出しで、小倉が大手新聞社に勤める40代の女性記者と頻繁に会っている様子が報じられた。
同誌によると、女性はミニシアターが併設されている小倉の事務所を訪れたこともあり、そこでは2時間半ほどふたりきりで過ごしていたという。小倉は記者の突撃取材に対し、女性とは仕事仲間の関係と答えていた。(以下略)>

 他人の不倫をネタにして商売をし、しかも「不倫に寛容」な男である。渡辺謙の「子供産んでいいよ不倫」に対しても、「ハリウッドの大スターならそれくらいあたりまえ」的スタンスで擁護していた。この小倉は商売人でもあり、かつ、大橋巨泉の弟子でもある。大橋巨泉といえば、娘から「父はコリアン」と暴露されたことで有名で、家では酒を飲みながらチョッパリの悪口ばかり言っていたという。その家の飲み会に小倉智昭が頻繁に行っていたかどうかは、不明である。

 全体的にフジテレビはコリアンマンセー。小倉の朝のワイドショーもその傾向が強い。
 その小倉のワイドショーで「太鼓持ち」をやっている山本一郎。
 中村理子が「受賞」したというマドックス賞というのは、ジャーナリズムの賞であり、科学とは何の関係もない。全身痙攣を続けている少女たちの病因が、何であるのかを突き止めたのでもなければ、それが「子宮頸がんワクチンと関係がない」ことを立証したのでもない。ただ、子宮頸がんワクチンと全身痙攣の関係が「科学的に証明されていない」ということを喚いているだけでもらえた賞であり、この賞に推薦人として名を連ねたのが、本来なら中立的な立場であるべき五十嵐隆だというのだから、何かヨカラヌ動きを感じるのである。
 繰り返すけれども、マドックス賞はジャーナリズムの賞である。過去の受賞者には、どこかのサイトにも紹介されているけれども、怪しい連中が多い。そんなものが錦の御旗になると「誤解できるほど」のバカが、山本一郎なのである。
 製薬会社にでも投資したのだろうか、それとも産経新聞のゆるゆる脳がこんな記事を掲載させたのだろうか。

 副作用が多数報告されているこの子宮頸がんワクチンを接種しなかったことによって、何百何千、あるいは何万もの女性が、日常生活を送れなくなるような後遺症、あるいは軽度の頭痛・麻痺などといったいろいろな副作用から救われたことだろうか。
 産経新聞もかつては、こうした副作用に苦しむ女性たちのことを報道していたけれども、今は堕落して愚かな山本一郎の駄文、しかも有害な駄文を掲載するようになった。

 子宮頸がんワクチンは禁止されているわけではない。
 山本一郎や五十嵐隆(元東大医学部小児科教授)は、自分たちの周囲の女性や少女たちを説得して、ワクチンを接種させるといい。そして副作用が起きたら、いつもの通り、
「心因性のものでしょうね」
 とヒトゴトのように言い放つといい。