2018年5月5日土曜日

アルゼンチン 経済危機

2018.5.5 10:16 産経新聞
アルゼンチンが緊急利上げ、40%に 通貨ペソ下落止まらず、過去8日間で3回目
 南米アルゼンチンの中央銀行は4日、政策金利を6.75%引き上げ40%とする緊急利上げを発表した。外国為替市場での通貨ペソの下落が止まらないためで、利上げは過去8日間で3回目。2015年に経済再建を掲げて当選した中道右派マクリ大統領にとって、新たな試練となった。
 ペソは3日、一時1ドル=23ペソ近辺まで下落したが、利上げを受けて4日は1ドル=21ペソ台後半で取引された。中銀は4月27日に3%、5月3日にさらに3%の利上げを実施したばかり。声明で「必要なら再び行動を取る準備がある」と追加利上げの可能性も示唆した。
 アルゼンチンでは15年、それまで12年間続いた左派政権が幕を閉じ、市場経済重視のマクリ政権が誕生。前政権の補助金削減などで財政再建を推進し、高止まりするインフレを18年に15%に抑えるとの目標を掲げているが、通貨安により実現が疑問視され始めた。(共同)